日本国内のクレジットカードは平均的にデザインのレベルが高いですが、
海外のクレジットカードには飛び抜けたデザインのものがあります。
特にセンスの良さが光るカードや
一風変わった趣向が凝らされたカードの例をご紹介します。
洗練されたデザインがお洒落なクレジットカード
過激な環境保護活動団体「シーシェパード」
はなんとクレジットカードを発行しています。
シーシェパードはアメリカのワシントンに本部がある国際的なNPO団体で、
海洋生物の保護を掲げる環境保護団体です。
特に知られているのは、捕鯨への反対活動ですね。
シーシェバードのカードは、額にイルカを記したドクロに、
海の神であるネプチューンとキリスト教の聖職者が持つ杖を組み合わせた
団体の紋章が描かれたクールなデザインです。
ちなみにこのカードは、
初回のカード支払いで、50ドルがシーシェパードに自動で寄附され、
その後も利用額の1%が寄附されます。
錯視を用いたクレジットカード
これは実際に発行されたカードではなく、カードデザインのプロトタイプですが
とてもおもしろいのでご紹介します。
同じ長さの線なのに、先端の描き方を変えることで長さが違って見えたり、
直線のみで描かれているのに曲線的に見えたりする「錯視アート」は、
テレビや本などで紹介されているのでご存知の方も多いのでは?
曲線と色の組み合わせ方を工夫することで
カードに描かれた円が回転して見える錯視のカードは見ていて不思議で楽しいですね。
ダイヤが埋め込まれたドバイのカード
大胆にもダイヤモンドが埋め込まれた
この金メッキのカードは
ドバイの銀行が超富裕層のため2008年に発行したものです。
手作りのため1日に9枚しか製造できないとか。
カードの利用額は無制限。
このカードの保有者は世界でも200人未満とのことです。
タイの超ステータスカード
タイにもドバイに負けないぐらいゴージャスなカードがありました。
クルンタイカードには
0.3カラットのダイヤモンドが3つも埋め込まれ、
6カラット(1.2g)の金メッキが施されています。
こちらはタイの航空会社が発行したカードで
ファーストクラスへの無料アップグレードや
コンシェルジュサービスなどが受けられます。
実は海外で話題のエポスカード
デザイン性が優れた海外のクレジットカードを徹底的にリサーチしてみたのですが、
意外にも個性的なデザインは少ないようです。
そして、とても意外だったのは、
海外のデザイン系サイトやブログで一番取り上げられていたのは、
なんと日本のエポスカードだったということ。
EPOSチョコレートデザイン(発行終了)
当サイトでも人気No.1のデザインカードですが、
ここまでデザインに特化して、
数十種類も選べるカードは世界で唯一なのかもしれませんね。
個性的なカードデザインが人気
クレジットカードはあくまで機能性が重視されるべきポイントですが、
そうはいっても長年使用するものであれば、やはりデザイン性も無視できないところです。
そうなると、やはり人気があるのは個性的なデザインのカードですね。
好きなアニメや映画のキャラクターをデザインしたものは
国内のクレジットカードでも増えてきましたが、海外でもそうしたカードは密かに人気です。
ドバイやタイのカードのような成金デザインのカードが、
国内でも見られる日が来るのでしょうか。