最近は、決済時にサインが不要なサインレスで利用できるクレジットカードが増えています。
サインレスで利用できるカードは便利ですが、その半面暗証番号を忘れたりしたら困るのでは・・?という心配もあります。
もしも暗証番号をド忘れしてしまったという場合、どうすれば良いのでしょうか。
サインレスが増えてきたのはなぜ?
スムーズに会計を済ませたい人にとっては便利なサインレス決済。
どこでもこうだといいのに、と思う人も多いかもしれませんが、サインが必要か不要かということは、カードを発行するブランド(VISA、JCB等)が加盟店とどういう契約をしているかによって異なります。
サインレスでOKなことが多いのは、スーパーで食品などを購入したときが挙げられます。
お昼前や夕飯前の買い物時になると、たいていのスーパーではほとんどのレジに何人もお客さんが並びます。
その人たち一人ひとりが会計するたびに「ここにサインを・・」と言っていたら、どんどんと列が長くなってしまいます。
そうした利便性や業務効率を考え、また決済金額が少額な場合が多いという点から、食品売り場ではサインレスになっていることが多いのです。
こうした理由から、同じ店舗内でも食品売り場はサインレスでOKでも、時間帯で混むことがない洋品売り場はサインが必要ということも珍しくありません。
暗証番号がわからないときはサインで決済できる?
サインレス決済を導入しているお店では、決済時に暗証番号の入力を求められます。
ただサインレスにしただけでは、紛失や盗難したときに誰にでも使われてしまうリスクを防ぐためです。
ですがこの場合、暗証番号がわからない・・というときにどうすればいいのか?という問題が出てきます。
かなり焦ってしまいますが、そういうときにはサインで決済したいと店員に伝えれば問題ありません。
店側はスムーズな決済処理ができるようサインレスを優先させていますが、だからといってサインでの購入ができないということではありませんので心配いりません。
暗証番号を確認するには?
暗証番号がわからなくてもサインで購入できるとはいえ、頻繁に利用するカードの場合は毎回サインをするのも面倒なものです。
そんなときには、暗証番号を確認することもできます。
暗証番号の確認方法はカード会社によって異なりますが、カード会社の会員向け個別ページで確認できる場合もありますのでチェックしてみましょう。
そうでない場合は、サポートダイヤルに電話してオペレーターに依頼するか、自動音声応答で該当するコード番号を選んで確認することになります。
ただし、電話でダイレクトに暗証番号を教えてもらえることはなく、後日暗証番号が記載された郵便が届く形になります。